分かったつもりの備忘録

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ハローハローハロー

大人になればなるほど、思ったほど大人にはなれていないなあと思う。

朝だって起きられないしピーマンだって食べられないし我儘を通さず上手く諦めることも出来ないし。

26歳って、もっと大人だと思ってたのになあと。

でも同時に、描いていた「大人」ってどんなだったろうなあとも。

子供の頃に「うっそだ〜。そんな生活無理だもん〜。」と思っていた「大人がよく言ってるけど信じられないアレ」にはわりと近しいところに来てる部分があって、もしかしたらとっくに大人になってしまったのかもしれないとも思う。

たとえば「ほとんど外食やコンビニで済ませる」だとか「テレビは見ない」だとか「休日を一人で過ごす」だとか。

「あ、ビールで大丈夫です」だとか、「あ、砂糖いらないです」だとか。

きっと10歳のわたしが見たら、「大丈夫?」って甘ったるいカフェオレを差し出してくれるんだと思う。

とは言え、もしも今もう一度18歳に戻って大人への道のりをやり直せるとしても、わたしはきっと「今ここでセーブできますか?」って聞くなあと思った。

なんだかんだ言って、今の毎日がわりと愛しくて堪らない。

だって、わりと頑張ってなんだかんだと積み重ねてきた成果がいまで、わりと頑張ってあれやこれやと知ってきた結果がいまで、わりと頑張ってあちらこちらと走って辿り着いたのがいまなんだよなあ。

ただ、そのなんだかんだあれやこれやあちらこちらのすべてが正しかったか誇れるかというと、「ああ、どこかで力を抜くことを覚えてしまったなあ」と引っかかる部分がいくつもある。情けないなあ。

例えば、人生のやり直しに「一旦セーブ」しようとしてしまった数行前のわたしなんてまさにそれ。

頑張らないとなあと、思うんです、最近特に。

大人だからね、頑張らないとなあ、と。

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「ハローハローハロー 今の僕はどう見えてますか?ハローハローハロー 誇れる背中をしていますか?」